Activity Metrics
活動指標
💡TL;DR
活動指標は「質とセット」で見る。開封/返信やシグナル連動の有無を併せて確認し、量だけをKPIにしない。SMBは週次で(1)シグナル経由タッチ比率、(2)5分以内応答比率、(3)活動→ミーティング転換率を併せて管理する。
定義
コール、メール、ミーティング、起動したシーケンスなど営業アクションの件数。先行指標として用いる。
🏢SMBチームにとっての意味
量目標だけだとスパム化する。質指標を同時に置くことで健全化する。
📋実践例
大学向けEdTechプラットフォーム(ARR1,200万ドル、26人規模)はメール量を重視しすぎていた。導入前は1日180通送って返信率0.9%、ミーティング設定率2.6%。価格ページ再訪やウェビナー参加などのシグナル起点で活動目標を設定し、送信上限を80通にした結果、返信率は3.1%、担当者あたりミーティング数は42%増、スパム苦情は55%減となり、月次創出パイプラインは110万ドルから160万ドルへ伸びた。
🔧実装ステップ
- 1
返信率やシグナル整合とセットの活動目標を定義する。
- 2
日次アウトバウンド量に上限を設け、直近シグナルのあるコンタクトを優先する。
- 3
全タッチを自動記録し、活動→ミーティング転換を週次で可視化する。
- 4
バウンスやスパム率が閾値(例:3%)を超えたらシーケンスを一時停止する。
- 5
送信数ではなくシグナル連動タッチで週次ランキングを公開する。
❓よくある質問
インテントデータがあっても活動目標は必要?
必要。ただし質と結びつける。目標は継続性、インテントは精度を担保する。両方を組み合わせて波のあるアウトリーチを防ぐ。
活動ノルマによるバーンアウトを防ぐには?
日次上限を設け、高インテントリストをローテーションし、件数より質(設定ミーティング)を評価する。テンプレート提供で負荷を下げる。
⚡Optifaiでの活用
Optifaiが活動を自動計測し、質指標と並べてダッシュボード化。
📚参考文献
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関連用語
Sales Tracking
コール・メール・ミーティングなど活動、案件進行、成果を監視し、パイプライン可視性とSLA遵守を担保すること。
Conversion Rate (Sales)
リードや案件が成約(closed-won)に至る割合。デモ→提案→成約とステージ別に見ることが多い。
Sales Velocity
案件がパイプラインを通過し収益を生成する速度を測定する指標。計算式:(機会数 × 勝率 × 平均取引サイズ)/ セールスサイクル長。
Intent-to-Pipeline Conversion
検知したインテントシグナルが、迅速なルーティング、パーソナライズ、フォローアップを通じて有資格パイプラインに転換される割合。